ホワイトランへの道すがら、いくつかのダンジョンを攻略していくシルバー。

20181122005505_1

翌日、雨が上がるのを待って山賊のアジトを発つ。すると昨日は無人だった簡素な休憩所に数人の旅人が休んでいた。

シルバー
「おーい、あんた達!旅の人かい?」

アスリック
「ん?ああ、そうだよ。我々は旅の商人さ。」
20181122010157_1

シルバー
「へー、商人か!じゃさ、ホワイトランて街の行き方か…地図とか持ってるか?」

商人達
「もちろん知ってるわ。わたし達、そのホワイトランから来たんだもの。」
20181122010309_1

アスリック
「道を教えるのは簡単だが、地図も無く旅をするのは危険だ。どうだね?我々の持つ地図で良ければ譲ろう。クラウン銀貨3枚だ。破格だよ?」

シルバー
「銀貨?銀貨は持ってねーんだ。これで何とかなんねーかな?」

シルバーは山賊のアジトで手に入れたセプティム銅貨をありったけ渡した。

アスリック
「ひーふーみー……少し足りないが、まぁ良いだろう。まいど。ほら、コレを。」

シルバーはスカイリムの地図を手に入れた。
20181122011827_1


アスリック
「この地図には我々が商売で巡回している主要な街や要塞がマーキングされている。君が目指すホワイトランはこのまま街道を進み、突き当たったら左だ。監視塔まで行けばホワイトランはすぐだ。間違っても右には行くな。グレイムーア砦と呼ばれる山賊の拠点がある。」

シルバー
「そっか、ありがと!」
20181122010450_1

地図を手に入れたシルバーはホワイトランを目指し歩みを進める。

お、あれがグレイムーア砦か。確かに簡単には落とせそうにないな。
20181122005533_1

言われた通り突き当たりを左に曲がる。するとオークの男が話しかけてきた。


オーク
「よー、お姉さん。とーっても気持ちよくなれるもんがあるんだけど…買ってかない?」
20181122012941_1

シルバー
「どれどれ……ムーンシュガーにスクゥーマ…眠りの樹の樹液。へー、確かに種類揃ってんじゃん。」
20181122013234_1

オーク
「だろぉ?お姉さんわかってるねぇ〜。買っていきなよ〜。」

シルバー
「あれ?でもスクゥーマの販売って違法じゃなかったっけ?こんな大っぴらに商売していいのか?」

オーク
「何だと!!まさか衛兵を呼んだりしてねぇだろうなぁ!!俺ぁもうキレた!ぶっ殺してやる!」
20181122013434_1

突然怒り出したオークは力任せにシルバーに向けて拳を振り上げる。

あぶねっ!ちょっと聞いただけで何だこのキレっぷり!コイツもジャンキーかよ!

シルバーは拳で応戦する。ヤクでふらつくオークの攻撃など回避するのはたやすい。しかし屈強な腕力を持つオークが薬のせいで理性を失い攻撃してくるのだ。一発でも食らえばダメージは相当なものだろう。
20181122013932_1

オーク
「ちょこまかと動きやがってよぉぉ!何なんだよチクショー!」


はぁ…はぁ…息が上がってきた…。コイツいくら殴ってもピンピンしてやがる。ヤクで痛覚までブッとんでんのか…!

???
「あなた達!何をしているの!」
20181122014625_1

オーク
「あ〜ん?今度はなん………え…衛兵だーーー!お助けーーー!」

シルバー
「お、おい!」

オークは衛兵と叫び逃げ出していったが声をかけてきたのは明らかに衛兵では無いように思える。

???
「大丈夫?あなたが襲われてると思ったのだけど…お節介だったようね。」

シルバー
「いやぁ助かったよ。あいついきなり殴りかかってきてさ、困っちゃうよなぁ。」

ちょっとスクゥーマが欲しかったなんて言えない…。

シルバー
「あんた達衛兵には見えないけど…」

ステンダールの番人A
「私たちはステンダールの番人。九大神ステンダールの名のもとにデイドラとその眷族を狩るため旅をしているの。」
20181122014809_1

シルバー
「あんた達2人でか?」

ステンダールの番人B
「まさか。各地に仲間が居るわ。あなたこそ街道とはいえ女性の独り歩きは危険よ。ステンダールのご加護を。」


ステンダール…確か九大神の一柱だったな。ま、あたしはエイドラもデイドラも興味ないけど!

ステンダールの番人達に軽く礼をするとシルバーはホワイトランへの道を歩き出した。程なく監視塔へ到着した。
20181122015005_1

ちっと中見てくか。お邪魔しまーす…って誰もいねー。外回りでも行ってんのかな?それにしてもさっきのオークのせいで腹減ったなー。お!パンがあるじゃん。いっただき!
20181124233614_1

衛兵
「スタアアァッップ!!」

ビクッ!


パンを口にした瞬間、背後からの衛兵の叫びがシルバーの動きを止める。

シルバー
「ゲホッ!おどかすなよ!いきなり叫びやがって!ここらの奴は短気な奴ばっかだな。」

衛兵
「よくもそんな口が聞けたもんだ。そのパンはどうした!」

シルバー
「え?ああコレ?どうしたってそこに置いてあったから………ヤベ。」


衛兵
「盗っ人猛々しいとは正にこのこと!我らの管轄で堂々と盗みを働くとは…舐められたものだ!」
20181124233720_1

シルバー
「いや、コレは違うんだって!ついいつものクセで…悪気はなかったんだよ。」


衛兵
「いつものクセだと??いつもこんな事をしているのか!常習犯じゃないか!!」

シルバー
「んーと…そー言われればそーかも……でも待て!あたし記憶喪失なんだよ!昔のことをなんにも覚えて無いんだ!」

衛兵
「なんと!言うに事欠いて記憶喪失!!!人おちょくるんも大概にせいや!もう許さん…者共!であえであえーぃ!」

言葉を紡ぐほどに自分の首を絞めてしまうシルバー。衛兵は完全に怒り何が何でもシルバーを捕らえる気だ。衛兵の声に反応して何人も衛兵が集まってくる。衛兵達に囲まれたシルバーは過去に似たような経験があるような気がしてならなかった。

シルバー
「何でこうなるんだよ……でも捕まるのはゴメンだ!かかってくるなら容赦しねぇぞ!」
20181124233820_1

結局衛兵達との乱闘になってしまった。奮戦するも狭い部屋で複数に囲まれてはどうしようもない。シルバーは後頭部へ打撃を受け気を失ってしまった。

衛兵
「全く…手こずらせおって……何という暴れ様だ。しかし素手でこの強さとは恐ろしい…この女何者だ?」
20181124234206_1

シルバーを捕らえるため駆けつけた衛兵は7人。その内3人が意識を失い、さらに2人の負傷者をだした。


気がつくと投獄されていた。今度はハッキリと覚えている。何気ない盗み食いでここまでの事態になるとはシルバーも思っていなかっただろう。


っててて。衛兵どもめ。あんなに怒ることねーだろ!パン1つだぜ?……牢屋か…なんかすげー嫌な感じだ。………あ!荷物も無い!宝の地図!!
20181124234928_1

シルバー
「オラ!だれかいねーか!ここは何処だ!こっから出せ!!」
20181124235356_1

シルバーは声を張り上げ牢を叩く。その音は牢獄の入り口まで聞こえるほどだった。

イリレス
「なんて品の無い女。ここはドラゴンズリーチの地下牢よ。首長がお呼びよ、ついてきなさい。」
20181125005912_1

ドラゴンズリーチ?

牢の前に現れたダークエルフの女性。見た目から厳格な印象を受ける。シルバーの苦手とするタイプの人物だ。
20181125005844_1

牢から連れ出されたシルバーは首長バルグリーフと面会する。そこで思いがけない再会を果たした。
20181125011919_1

イソルダ
「や、やっぱりそうだ!首長!この方です!私を山賊から助けてくれたのは!」
20181125011642_1

シルバー
「お前…えーっと……イソルダ!(なんか顔変わってね?)良かった…ちゃんと帰れたんだな!………てことはココがホワイトラン!」
20181125012004_1


バルグリーフ
「いかにも。私は首長のバルグリーフだ。イソルダが偶然にも連行されるお前を見かけ、こうして恩赦を嘆願しに来たのだ。」
20181125012030_1


シルバー
「じゃあ釈放してくれんのか?ありがとう!イソルダ!」

イリレス
「待って!この者の罪はただの盗み食いにあらず!衛兵5人に対し暴行を働いたのよ!イソルダの話が本当だとしてもそれだけでは釣り合わないわ!」
20181125012042_1

バルグリーフ
「そうか、イリレスの言うことも最もだ。では牢へ連れて行け。」

シルバー
「おい!あっさり変わりすぎだろ!」
20181125012222_1

バルグリーフ
「イリレスが言うなら仕方あるまい。プロヴェンタスはどう思う。」

プロヴェンタス
「え!?私ですか.......!えーっとイリレスの言うとおりかと....。」
20181125012333_1

シルバー
「何だよ!衛兵を傷つけるつもりはなかったんだって!攻撃されたから反撃しただけだろ?何とかなんないのかよ!」

イリレス
「またそんな言い訳を…!連れて行け!」

イソルダの嘆願も、シルバーの釈明も聞き入れられず再び投獄されようとしたその時…


???
「ちょっと…いいですかな?首長、そしてイリレス殿。」
20181125012302_1


バルグリーフ
「おお、なにかね?ホーク」


ホークと呼ばれた男は決して大きな声を発したわけでは無かったがその場にいた全員が視線を彼に向けた。


ホーク
「彼女の懸賞金はいかほどかな?」

イリレス
「パンの窃盗、及び衛兵5人への暴行。怪我の状態を加味して310セプティムといったところね。それが何か?」

ホーク
「私が彼女の身元引き受け人になろう。懸賞金の3倍払う。これで服役期間をリセットしてほしい。」
20181125013210_1

イリレス
「どうしてそこまで!」

シルバー
「なんだテメェ。身元引き受け人だ?勝手なことしてんじゃねぇよ!」

イソルダ
「シルバーさん!あの方はこの街の従士様ですよ!お言葉に甘えておきましょう。牢に戻されたらいつ出られるかわかりませんよ!」


ホーク
「そういう事だ。もちろんタダではないぞ?お前にやってもらいたい事があるんだ。」

シルバー
「なおさら無理だな。あたしは誰の下にもつかねえ!」

ホーク
「そう邪険にしないでくれ。取り引きだと思ってくれればいい。そもそも…牢に戻りたくないなら他に選択肢はないだろう?」


納得いかないといった表情のシルバー、そしてイリレスだったが背に腹は変えられぬと渋々ホークの条件を飲んだ。シルバーの縄を解くイリレス。


ホーク
「追って連絡する。それまではそうだな…イソルダの家に泊めてやってくれないか?」


イソルダ
「は…はい!わかりました。」
20181125013305_1

シルバー
「あたしの荷物はどうなんのさ。返してくれるんだろうな?」


ホーク
「今返したらお前は逃げ出すかも知れないだろう。時が来たら返してやる。忘れるな、保釈金の分お前は私に借りがあるんだ。」

シルバー
「借りだぁ!?対等な取り引きじゃなかったのか!それに誰が逃げたりするかよ!」

バルグリーフ
「いい加減にしないか!話がついたのならもういいだろう!解散だ!」
20181125013409_1

バルグリーフの一言によりこの場は解散となった。シルバーはイソルダと共にドラゴンズリーチを出て彼女の暮らす風地区へ向かった。
20181125014137_1


あのホークとか言う奴.....森であったドラゴンボーンて奴と同じ....なんか嫌な感じがする.....。
20181125014237_1



ホーク
「では私もこれで。」

バルグリーフ
「ご苦労…しかし何故大金を払ってまであのような者を気にかけるのだ?」


ホーク
「何故でしょうね。今に解るでしょう。あの者には私と近しいものを感じます故。」
20181125013455_1


イリレス
(ホークがここまで言うとは…まさかあの女もドラゴンボーンだとでも言うのか!)
20181125013846_1


思わぬ形でホワイトランへと到着したシルバー。果たしてこの地でシルバーは自分の過去について知ることが出来るのだろうか。



~使用MOD~

Hawk Follower

渋いおじさまフォロワーを追加します。

Bijin NPCs

名有りのNPCの美化MODです。この記事ではイリレスが該当します。

名有りのNPCの美化MODです。この記事ではイソルダが該当します。