先生も人間に戻ることができ、ひとまず当初の目的は達成できた。成り行きでワバジャックを手に入れたブレリナはウキウキで大学へ戻っていった。

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俺達はあの後自宅へ戻った。

ウルリカ
お邪魔しまーす。アッシュ!スイートロール買ってきたよー。
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ウルリカはホワイトランに滞在し、通いで先生から錬金術の手ほどきを受けている。俺が思っていたより先生は錬金術のスキルが高いらしく、ウルリカは大学より勉強になると喜んでいる。


ジラウド
素晴らしいよ。ウルリカくん、君には才能がある!こんな短期間で僕の教えたことの殆どを会得してしまうなんて。
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ウルリカ
先生のおかげです!こんな配合パターンは学術書では学べないですもん!


俺はというと雑用係みたいなもんだ。まぁ先生と二人で暮らしてた時もこんな感じだったけどさ。錬金術の材料の調達などをやらされてる。だがそんな日々にもついに終わりが来た。
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ジラウド
ウルリカくん、君はもう大学へ戻った方がいい。これより先の領域はここでは理論しか構築することが出来ない。手に入る材料は限られてるし、実験には危険も伴うようになる。ここで学んだことを大学でもっと発展させてくれ。


ウルリカ
・・・わかりました。本当にお世話になりました。アッシュも、、淋しくなるね。今まで本当にありがとう。
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ああ。おれの方こそ。こうして先生に会えたのもお前のおかげだよ。本当にありがとう。大学のみんなにもよろしくな。


思えばウルとは半年以上一緒にいる。アンカノの事件から今まで多くの事を一緒に経験してきた。


泣くなよな。会おうと思えばいつでも会えるんだからさ。


ウルリカ
泣いてないよ。アッシュ、博物館楽しみにしてるからね!
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おう。病気になったらお前んとこ行くよ。薬の研究頑張れよ。


ウルリカ
いいよ来なくて!だからずっと元気で・・・。また会おうね!
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そういうとウルリカは大学へ戻っていった。本当にあいつには助けて貰ってたな。


先生、俺も旅に出ようと思うんです。先生がシェオゴラスに飛ばされたっていうドワーフの遺跡、探してみたいんです。
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その言葉を聞いた先生は一瞬驚いたあと優しく微笑んで言った。


ジラウド
本当は僕が行こうとも思っていたんだ。でもまた君に心配をかけてしまうかもしれないと思ってね。でもそんな心配は無用だったようだ。まさか君から言ってくるなんて。
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前にも言ったけど、俺いろんなダンジョンを冒険してレアアイテムを集めてそれを展示する博物館を作りたいんです。ドワーフの研究とは離れちゃうんすけど。


ジラウド
それが君の夢なら応援するよ。僕の居ないうちに一人前になったね。ドワーフの研究はあくまで僕の夢さ。君が背負う事はない。思うように生きればいい。そして疲れたらいつでも帰って来ればいい。


ありがとうございます。長い間お世話になりました!孤児だった俺を今日まで世話してくれたこと、一生忘れません。


ジラウド
僕は何もしちゃいないよ。そうだ。ダンジョンを探すならこの近くに最近話題の冒険者ギルドっていうのがあるから行ってみるといい。正式なギルドとして認可は受けていないが、口コミで広まり今ではそれなりのネットワークを持つようになったらしい。


俺は先生の言うとおりその冒険者ギルドへ行ってみることにした。

ジラウド
あ、それともう一ついいかな?


何ですか?


ジラウド
君がラビリンシアンで手に入れたマグナスの杖と謎の仮面。僕に預けて貰えないか?何に使うってわけでも無いんだが、少し調べたいことがあるんだ。


いいっすよ。じゃあ置いていきますね。ちなみにマグナスの杖はサイノッドっていう魔術師の組織も狙ってるみたいなんで保管には気をつけて下さいね。


ジラウド
任せてくれ。旅の無事を祈ってるよ。
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俺が最後に見た先生の表情は眼鏡の反射でよく見えなかったが口元が微かに歪んでいたように見えた。


ーその晩ー

ジラウド
クッ。クククッ。良くやったよアシュトン。君は本当に良くやってくれた。まさかドラゴンプリーストの仮面を手に入れるなんて考えもしなかったよ。目がサイジック会に持って行かれたのは残念だが、杖とこの仮面だけでも充分な収穫だ。これで僕の夢にも現実味が出てきたな。
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家に一人残ったジラウドはアシュトンから託されたドラゴンプリーストの仮面を見つめ、怪しく微笑んでいた。







ーあとがきー
約2ヶ月の間お付き合いいただき有難うございました。アシュトン編これにてひと区切りです。スカイリムのゲームがそうであるように、彼の冒険にも明確な終わりはありません。この後のストーリーも考えてはあるのでいつか公開出来たらと思います。あとグレイの嫁探しの旅も。

次回のAnother sky-rimはまた別の主人公を使ってみようと思います。今度はオリジナルフォロワーにも挑戦してみようと思います!ではまた(´∀`)ノシ

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