行方不明だったアシュトンの育ての親、ジラウドと再会したアシュトン。しかし変わり果てた恩師の姿に驚きを隠せない。ジラウドの姿を元に戻す方法はあるのだろうか。

コンコンッ。

久しぶりだなブレリナ。わざわざ出向いてもらっちゃって悪いな。
72850_2015-09-19_00033


ブレリナ
いいのよ。あなたにはいくつも借りがあるもの。手紙は読んで事情はわかったけど・・・本当なの?



当初俺たちはブレリナに会うためウィンターホールドへ行く予定だった。しかしこの姿の先生を連れて行くのでは目立ちすぎるという判断から、ブレリナには手紙を送り馬車で直接アクセスできるホワイトランで集合することにした。



ジラウド
やぁ。君がアッシュの友人の魔術師、ブレリナかい?僕はジラウド。よろしく。


先生の姿を見たブレリナはさほど驚いてない素振りだったが、彼女の心境は表情に表れていた。

ブレリナ
ほ、本当だったのね。でも凄いわ。どうやってこんな完璧に人間を動物に変えられるのかしら。


変性魔法の使い手としては先生のこの状態は格好の研究材料だ。


以前俺にやったみたいに人間に戻せるか?ほら、大学でお前に牛とか馬にされた時あったろ?


ブレリナ
もちろん覚えてるわ。ではやってみる。はっ!
72850_2015-09-19_00037


ウルリカ
うーん、変化ないね。


ブレリナ
もう一度!はっ!
・・・ダメか。


ジラウド
辞めよう。ブレリナといったね?せっかく来もらったのに申し訳ないが君も気付いているんだろ?
そんな言い方!ん?気付いているってどういう意味だ。


ブレリナ
私の魔法はまだ完成してないの。それでもここへ来たのは手紙の内容が本当なら私の魔法の完成形が見られると思ったからなの。


ウルリカ
じゃあ最初から治せないってわかって・・・


ブレリナ
治せるかもとは思ってた。あなた達の役に立ちたいって思ったのも事実よ。でも実際魔法をかけてみて解ったの。これは私の魔力じゃ到底解呪出来ない、強力な呪いのようなものだわ。

先生、呪われるような心当たり・・・あるんすか?

ジラウド
思い出した!見知らぬ老人とソリチュードで会ったよ。名前と会話の内容は覚えてないがそれが最後の記憶だ。


それだけかよ・・・。でもその老人を探してみるしかないな。ソリチュードなら馬車で行ける。早速行ってみよう。 その人、特徴みたいなのありました?




ジラウド
特徴ねぇ。やたら派手でハイテンションだったかな。あまり覚えていないけどね。


ブレリナ
私も行っていいかしら。変性魔法の研究のためにこんな良い機会はきっともう無いわ。


ジラウド
 すまないね。君たちまで巻き込んでしまって。迷惑ついでにホールチーズも買って貰えるかな。

先生はネズミの姿になる前からチーズが大好物だった。ネズミになってから拍車がかかったのだろうか。先生の余計な一言は無視し、ブレリナを加えた俺たちはソリチュードへ向かった。先生はドワーフスパイダーでは目立ちすぎるのでニワトリを捕まえてフォロワー化した。
72850_2015-09-19_00047


やっぱ賑やかだな。都会に来たって感じがするぜ。


あれがブルーパレスか!

ウルリカ
みんなかわいい洋服着てるね!


ブレリナ
ソリチュードはスカイリムにおける帝国の本拠地よ。ブルーパレスの他にもソリチュード港や吟遊詩人の大学も有名ね。

ジラウド
君たちに一つ言っておくことがある。ホワイトランにはほぼ居なかったがソリチュードでは出会う危険があるからね。

何だよそれ。


ジラウド
カジートだ。僕は今までに3度カジートに殺されかけたことがある。かと言って彼らを傷つけることもしたくない。だから彼らの目から僕を護って欲しいんだ。わかるね?

それには全員納得だった。呼んだのがブレリナじゃなくてジェイザルゴだったらやばかったな。


宿を借り周辺の聞き込みを始める。しかし数日かけても微かな手がかりさえ見つける事は出来なかった。


ーその夜ー

数日かけて進展なしか・・・。

ジラウド
もう人間には戻れないかも。


縁起でもないこと言わないで下さいよ。


ウルリカ
ブレリナ遅いね。何かあったのかな。

ジラウド
君たちにはわからないだろうが、大人には数日に一度は1人になりたい時があるんだよ。余計な詮索はヤボというものだよ。

どういう意味だ・・・。



しかしその晩、ブレリナが宿に戻ることはなかった。