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スカイリム日記 ビビアン編5~戦いをはじめる~



ノーマンはドラゴンボーンとしてシャウトの使い方を学ぶためハイフロスガーに旅立った。ホワイトランに残ったビビアンは自身の腕を磨くため同胞団に入った。同胞団の信頼を得たビビアンに幹部の一人、スコールから直々に依頼があるという・・・。

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スコール
先日、学者を名乗る男がやってきてな。ダストマンの石塚にウースラドの破片があるという。馬鹿な野郎にしか見えなかったが、もし本当なら同胞団の栄誉にかけて見つけ出さなきゃならない。

栄誉ね・・・その栄誉とやらが、どうして私に関係あるの?私以外にも適任者はいるでしょ。

スコール
これは簡単な仕事だ。だがお前への試練には丁度いい。うまくいけば真の同胞団と認めてやろう。今回はファルカスが盾の同志となる。彼ならばどんな質問にも答えてくれるだろう。失望させるなよ。でなきゃ奴は死ぬ。


ファルカス、あなたが今回の盾の兄弟になるの?
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同胞団では仲間のことを兄弟や姉妹と呼ぶらしい。団員はみな家族ということなのだろう。


ファルカス
そう聞かされてる。お手並拝見と行こう。


今回の任務だけど、ウースラド・・・ってなに?



ファルカス
遥か昔、イスグラモルという同胞団を創設した英雄がいた。ウースラドとは彼の武器だ。それを手に入れられれば、あんたは真の同志として認められる。スコールはあんたなら見つけられると考えたのさ。ダストマンの石塚で会おう。遅れるな。盾の姉妹!




ダストマンの石塚へ向かう。
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石塚に着く頃には日がくれていた。

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石塚に入り、山賊やドラウグルを倒しながら奥へ進む。
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ファルカス
この部屋は何だ。嫌な予感がする。慎重に進め。

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ファルカスは異常に警戒している。ウースラドの破片はこの部屋にあるのだろうか。


部屋を探索しているとレバーを見つけた。


うーん、何かのトラップかなー。でも隠し通路のスイッチかも知れない。えーい動かしちゃえ!


ガチャン!ガラガラガラ、ガシャン!


ファルカス
あれ程慎重にと言っただろ。待ってろ今出してやる。



ゴメン・・・。お願い。
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レバーはトラップだった。作動させると鉄格子が閉まり、私はレバーのある部屋から出られなくなってしまった。


シルバーハンド
おや、一人は罠にかからなかったか。

シルバーハンド
いいさ、一人くらいみんなでやっちまおう。同胞団のファルカスを殺れば名があがるぜ。お前、死ぬ覚悟はできたか?



奥から山賊とおぼしき連中が出てきた。見るからに小物臭がするが囲まれてしまった。ファルカスは大丈夫だろうか。



ファルカス
残念だが、お前達がここから生きて帰ることはない。



ファルカスはそう呟くとしゃがみ込み、苦しそうにうめき声を上げた。
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ファルカス
ぐぐ、ぅうぅうううぅガアアアァッッ!

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立ち上がり咆哮を上げるファルカスを見て私は目を疑った。ファルカスはウェアウルフだったのだ。


変身したファルカスは山賊どもをあっという間に蹴散らし、罠を解除し人間の姿になって戻ってきた。ファルカス。・・・鎧が変わってるよ・・・。
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今のは何・・・同胞団の皆は知ってるの?それともまさか皆そうなの?



ファルカス
我々に与えられる祝福だ。獣のように恐ろしい存在になれる。ビーストブラッドを持つのは同胞団の中でもサークルのメンバーのみ。すなわち、コドラク、スコール、ヴィルカス、アエラ、そして俺だ。このことは誰にも言うなよ。



それで・・・私もウェアウルフにするつもり?



ファルカス
怖いのか?”地平ではなく獲物を見よ”と言うだろ。、だが今は立ち止まらないほうがいい。ドラウグル達が追ってくるやもしれん。それにさっきの奴らはシルバーハンドと名乗るウェアウルフハンター共だ。大方今の罠で俺たちを殺すつもりだったんだろう。お前がかわりに罠にかかってくれて助かったよ。



それ、バカにしてるでしょ!ヽ(`Д´)ノ


ファルカス
怒るなよ。感謝してるのは本当だ。奴らが出てきた道から奥に行ける。ウースラドの破片を探すぞ。




私たちは再び奥へと進んでいく。途中シルバーハンドと幾度となく遭遇したが私たち二人の敵では無かった。
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大分深い遺跡ね。


錬金台を発見。回復薬を調合しておこう。
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ファルカス
ウースラドの破片があるのは間違いなさそうだな。


私たちはさらに奥へと進む。
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ようやく行き止まりのようね。



ファルカス
おい見ろ!あったぞ!ウースラドの破片だ!


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エンドテーブルの上にウースラドの破片を見つけたヴィルカスは大喜びだ。しかし私は別のものに目をとらわれた。


あの文字・・・


ブリークフォール墓地で見つけたのと同じ文字だ。あとでノーマンに教えよう。ノーマンの新しい力になるかも知れない。


ファルカス
おい、早く戻るぞ!これをコドラクに・・・。!?
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振り返るとファルカスの背後、いや部屋中からドラウグル達が湧き出てきた。ブリークフォール墓地では一体だけだったのに!
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私たちはなんとか応戦するも倒しても倒しても新たなドラウグルが湧き出てくる。





ファルカス
ラチがあかん。走れ!突っ切るぞ!


体力も消耗してる。こんな数相手に出来ない。私たちは扉へ走った。しかし、


開かない!閉じ込められた!!


扉が開かなくなっており、逃げるどころか逆に私たちは追い詰められてしまった。


ファルカス
くそ・・・!ここまでか。


何言ってんの!ウェアウルフになればまだ戦えるでしょ!


ファルカス
無理だ。さっき変身しただろ。しばらく時間をおかなくては・・・。




肝心な時に!話してる間にもドラウグル達が迫ってくる。このままじゃ本当に二人ともここで死ぬ。イヤ、こんなところで死ねない!!


私は渾身の力で矢を放った。必ず生き残るという想いを込めて。すると矢が命中した瞬間!


ドンッ!
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矢が大爆発を起こした。周りのドラウグル達も爆風で吹き飛ばされている。



ファルカス
おい!今のはなんだ!お前破壊魔法が使えるのか?!



私にもわからないけど、今は考えてる時じゃないでしょ!立って!


爆発する矢の威力は絶大だった。一発でドラウグルの体を粉々にし、爆風によって何体ものドラウグルを同時に倒すことが出来た。突然得た不思議な力によって絶望的な状況から一転、私たちはドラウグルを殲滅し、無事脱出することができた。


ファルカス
ふぅ、色々あったが結果オーライだ。ウースラドの破片は手に入ったし、こうして生きてる。お前のおかげだな。

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私というよりあの力のおかげね。(あの文字に触れたから・・・私にもノーマンと同じような力が?)


ファルカス
なんにせよ、この事はあまり口外しない方が良い。大きな力は災いを呼ぶ。俺たちのようにな。ジョルバスクルで会おう。戻ったら祝杯だ。



ジョルバスクルに戻る頃にはすっかり日が落ちていた。


ただいま・・・っと・・・誰もいない?



ティルマ
あら、お帰りなさいビビアン様。皆様が庭でお待ちしておりましたよ。



裏庭に出ると同胞団が全員集まり話しをしていた。

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コドラク
サークルの兄弟姉妹よ。今日我々の定命なる家族の中に、新しい魂を迎え入れよう。この女は耐え、挑戦し、己の勇気を示した。


ファルカス
俺は二度と世界に裏切られないように彼女の側につく。

コドラク
彼女を称えて、剣を掲げるか?彼女の名を称えて、祝杯を上げるか?

ファルカス
酒場は彼女の話で盛り上がっている。勝利の歌でも歌おうか。

コドラク
彼女の心は怒りと勇気で鼓動している。その心こそ、あの遠き緑の夏の日々以来”同胞団”を束ねるものだ。我々もそれを打ち鳴らそう。そうすれば山々は共鳴し、呼び声に応じて敵を震わせるだろう。

ファルカス
そのはずだ。
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松明を囲んでサークルのメンバーで話し合う。重々しい空気の中、コドラクの問いかけにファルカスが答える。同胞団に新メンバーを加える儀式のようだ。



コドラク
よし、お嬢さん。これで仲間入りだ。期待外れでない事を信じてるよ。



・・・ファルカスにサークルのメンバーはウェアウルフだと聞いたわ。あなたもウェアウルフなんでしょ?治療法はないの?


コドラク
その秘密を知るには時期尚早だがまあいい。事実だ。その血を気に入ってるメンバーもいるよ。ワシは真のノルドとしてゾブンガルデに行きたいが、ショールはウェアウルフを天国には行れてくれまい。闇の魂はデイドラの王ハーシーンに引き寄せられるというからな。奴のハンティング・グラウンドで永遠に生きることを望む者もいるがワシはゴメンだ・・・。

治療法・・・それが簡単にはいかなくてな。まあ、こんな老いぼれの心配はしてくれなくてもいい。今日は君の勇気を喜ぼう!




コドラクはどこか寂しげにジョルバスクルに戻っていった。自分の死期を悟っているのだろうか。人間として最期の時を迎えたいんだろうな。ウェアウルフを元に戻す方法か。後で調べてみよう。



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