~前回のあらすじ~

ガルスの日記を解読した私たちは、メルセルの陰謀を暴くためラグドフラゴンへ向かった。


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ラグドフラゴンにてカーリアと合流する。


カーリア
「来てくれて良かったわ。ここの人たちも疑い始めてるから。気をつけてね。貯水池では何が待ち構えているか分からないわよ。」




ガルスの日記があるとはいえ、カーリアはシーフギルドのメンバーが自分を信じてくれるか心配なようだ。何せ25年ぶりのギルドへの帰還、しかもずっと裏切り者扱いされていたのだから当然か。



ラグドフラゴンの入り口ではブリニョルフ達が待ち構えていた。



ブリニョルフ
「裏切り者が今さら何をしに来た?今は幸運にもメルセルは不在だ。殺されたくなかったらすぐにここか出ていけ!ジョイライド、お前もその殺人犯と一緒にいる正当な理由があるんだろうな?」

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カーリア
「久しぶりね。ブリニョルフ。相変わらず優しいのね。でも、私はみんなに真実を伝えに来たのよ。これを見て。」




カーリアはみんなにガルスの日記をみせた。




ブリニョルフ
「そんな馬鹿な。裏切り者はメルセルの方で、俺たちは今までアイツに騙され続けていたのか!だがこれだけでは・・・。」



カーリア
「金庫を見てちょうだい。メルセルはギルドの財産を持って逃げるつもりなのよ!」




ブリニョルフ
「それこそ有り得ない。この金庫には金で買える限りの最高のカラクリ錠がついてる。こじ開けるのは無理だ。」

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カーリア
「いいえ。彼ならそれができるのよ」ノクターナルの遺跡、黄昏の墓所から持ち出した不壊のピックでね。」



不壊のピック。それはノクターナルの加護を受けた伝説のアイテム。決して壊れることはなく、そのピックの前ではどんな鍵も意味をなさない。さらには所持するものの運命をも切り開く力があるというチートアイテムだ。




ブリニョルフ達が金庫を開けるとカーリアの言う通りそこはもぬけのからだった。

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ブリニョルフ
「くそ!確かにこの金庫から持ち出せるのは立場上メルセル以外には考えられない。アイツの家にいけば行き先のヒントがあるかも知れない。ジョイライド、頼めるか?」



「いいわ。ていうかメルセルの家がリフテンにあるの?」


ブリニョルフ
「実際には住んでいないがな。元の住人を追い出したときにブラックブライアから譲り受けたんだが、維持費を払っているだけなのにヴァルドというゴロツキを警備に雇ったらしい。きっと何かあるはずだ。」

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ブリニョルフ
「だがその前にお前がカーリアに聞いたことをすべて教えて欲しい。」




「私がカーリアに聞いたのはメルセルがガルスを殺したこと、そしてカーリア、ガルス、メルセルの三人こそが伝説のナイチンゲールだったってことだけだよ。メルセルはカーリアの隠れ家で私も一緒に殺そうとした。私はカーリアを信じる。」



ブリニョルフ
「そうか・・・。ヴァルドは恐ろしく単純な奴だ。メルセルの家に近づくやつは問答無用で殺しにかかる。だが金さえ握らせてやればどうにでもなるだろう。」





そのヴァルドという男はブラックブライア家に莫大な負債を抱えており、そのせいでメルセルの家で強制労働させられているという。借金を帳消しにすれば余計な争いを避けられるかも知れない。私はメイビンのところへ向かった。




メイビン
「ヴァルドの借金の理由ですか。私が親友に頼んでいた魔法の羽ペンをヴァルドが持ち帰る途中に湖に落としてしまったのです。その羽ペンはとても利用価値のあるもので、特殊なインクとセットで使うと誰の筆跡でも正確に模写することができるのです。お前がそれを拾ってくるなら借金を帳消しにしてもいいですよ。」

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話はわかった。私はリフテンのすぐとなりにある湖から羽ペンを回収し、メイビンに届けた。するとヴァルドはすんなりとメルセルの家へ通してくれた。そこで見つけたのは、

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一枚の計画書と
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高価そうな片手剣。一応もらっておこう。

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ブリニョルフ
「ショールの髭にかけて!メルセルはファルメルの目を追っているのか?あれはガルス秘蔵の計画だったんだ。」

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計画書を見せるとブリニョルフは驚きの声を上げた。




「ショールの、、何だって?まぁいいか。そのファルメルの目っていうのは何なの?」



ブリニョルフ
「この世で最も高価な宝石と言っても過言ではない。メルセルは最後にそれを盗んで違う土地で豊かな老後を送るつもりだ!それだけは許さない!」




「じゃあ早くメルセルを追いかけようよ!」




ブリニョルフ
「同感だ!!!」(ノ`Д´)ノ








つづく