~前回のあらすじ~

シーフギルドを崩壊させるために潜入した私がそのシーフギルドの一員として謎の敵対者と戦うことになってしまった。今回のハント、いったいどうなるんだろう。
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メルセル
「カーリアか・・・。またその名を聞くとはな。」

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メルセルによればカーリアとは先代ギルドマスターのガルスを殺し、ギルドを抜けた裏切り者らしい。ガラムエイの情報からカーリアが隠れ家にしているというこの遺跡に辿り着いた。
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メルセル
「さあ急ごう。カーリアの馬は始末した。間違いなく彼女はこの遺跡にいる。先に行ってくれ。」
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「え、私が先にいくの?」


メルセル
「悪いが指示する立場にあるのはこっちじゃなかったかな?」

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こ、この嫌味な言い方・・・。スカイリムで流行ってるのかな・・・。




遺跡のトラップを掻い潜り奥へと進んでいく。



二刀流で無双するメルセル。コイツTUEEEEEE!!



戦闘力はかなりのものだわ!ドラウグルが束でかかってもびくともしないなんて。万が一メルセルと戦うことになったら私だけで勝てるかな?要注意ね。



遺跡の途中で誰かの声が聞こえた気がした。その声が聞こえた方に行ってみると不思議な紋章から私の中に何かが流れ込んできた。特に変化はないがこれもドラゴンボーンと関係があるのだろうか。
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メルセル
「おい、何してる。こっちだ!」



トラップを抜け、辿り着いた大きな扉。何やら仕掛けか施してある。


メルセル
「悪名高きノルドの仕掛け扉ってやつだ。安心しろ、俺なら開錠はできる。だがこの部屋がこの遺跡の最後の部屋だ。カーリアがいるとすればこの扉の向こうだろう。心の準備はいいか?」
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メルセルが扉の仕掛けを解除する。私たちは最後の部屋へ入った。
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ドクン!




私はその場に倒れた。息が出来ない!毒!?あまりのショックで視界がモノクロっぽくなる。



もうろうとする意識の中で、二人の声が聞こえてくる。




メルセル
「危ない、危ない。やはりこいつを連れてきて正解だったようだ。残念だったな、カーリア。」
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カーリア
「意外だわ。あんたが自分の正体がバレる危険があるのに仲間をつれてくるなんて。」


メルセル
「コイツはギルドの新入りだ。事故に見せかけて殺しても誰も疑わない。お前こそこの10年、俺を殺したくて仕方なかったんだろう?そして俺をここへ呼び出した。だがこいつのおかげでお前の計画は失敗だ。俺としてもお前に生きていてもらっちゃ困るんだ。ここで死んでもらう!」



え?メルセルは私も殺すつもりだったの?



カーリア
「今のあんたと正面から戦う程馬鹿じゃないし、自惚れてもいないわ。今日のところは退いてあげる。でも私はガルスを殺したあんたを一生許さない。必ず復讐する!」


メルセル
「ち、、、幻影か。お前も不運なやつだな。意識はないだろうが念のためだ。ブリニョルフにはよろしく言っといてやるよw」
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ザシュッ!


メルセルは私に剣を降り下ろした。




え?え?私こんなとこで死ぬの?うそでしょー。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン