~前回のあらすじ~

サムの手がかりを求めて立ち寄ったロリクステッドで偶然にも同じゼルビス・クランのハンター、ターミナと再会したジョイライド。どうやらジョイライドは記憶を失くすほどに酔っ払ってサムと一緒に各地でトラブルを起こしていたらしい。被害者をたどればサムの居場所が解るかもしれない!二人は次の手がかり(被害者?)を求めてホワイトランへ向かった。

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今回からサブタイトルをつけてみたよ!


ホワイトランを目指して旅を続ける私達。

その途中でオークの集落がスプリガンの大群に襲われているのを発見。



お姉ちゃん!

ターミナ
「ええ、助けましょう」

集落で暮らすオーク達と何とか撃退する。

しかしオーク達はみんな暗い表情で無言のまま集落へ戻っていく。



テンション低っ!お礼くらい言って欲しかったな。(; ̄Д ̄)



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アタブ
「頼む。一族が苦しんでいて助けが必要なのだ」


あら、何やら深刻な様子だね。スプリガンの襲撃には理由があるの?

アタブ
「我らオークはデイドラロードであるマラキャスを崇拝し、その加護を頂いているのだが、族長のヤマーズがマラキャスの怒りを買い、この集落は呪われてしまったのだ」


オークは部族単位で集落をつくる。その部族で最も強く最も勇敢な者が族長となり、族長のみが妻をもち、子孫を残すことができる。オークは彼らの始祖であるデイドラロード、マラキャスを神と崇めており、一族の繁栄のため日々祈りを捧げている。

聞けば族長のヤマーズがマラキャスの御神体であるハンマーを巨人に奪われてしまったのがかこの集落が呪われた 原因らしい。

じゃあさ、マラキャスにお祈りして呪いを解いてもらおうよ。

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アタブ
「すぐお怒りになる上に、なかなかお許しにならない方だ。マラキャスを怒らせたものは、見返りとして恐ろしい苦痛に耐えなければならないだろう」


ターミナ
「デイドラロードの怒りを買ったんですもの。簡単には呪いを解いてはくれないでしょうね」

それでもこのままって訳にはいかないよ。 これから先ずっとスプリガン達を退けられるとは思えないし、このまましじゃ近いうちにみんなやられちゃうよ。

アタブ
「確かにその通りだ。マラキャスを呼ぶ儀式を始めよう。」


アタブさんが儀式を行うため集落のみんなを集めた。族長のヤマーズを含めて。見たかんじはオークの戦士らしく強面でいかつい。頼りになりそうだ。儀式が進み、マラキャスの声がその場にいた全員の頭に響いた。


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マラキャス
「ヤマーズ。よくも俺様を呼べたものだな」



アデプ
「マラキャスよ、我ら一族の願いを、、、」

マラキャス

「ヤマーズ!この腑抜けが。まだ我が鎚を巨人から取り戻していないのか。貴様が族長としての責を果たし、我が祠に鎚を捧げぬかぎり、我が呪いは解かれることはない!」

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マラキャス
「お前はオークの呼び名に値せんぞ!弱虫で小物で、そして恥さらしだ!」



そ、そこまで言わなくても。。。Σ(・ω・ノ)ノ



アデプさんの声をさえぎり、マラキャスは一方的に怒鳴って交信は途絶えてしまった。めっちゃ気まずそうなヤマーズ族長を残してw


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ヤマーズ族長
「お前らのせいで巨人と戦うはめになってしまった。だからお前らは俺を援護するんだ」

まぁそうなるよねー。って別に私達のせいじゃないでしょ!

ターミナ
「私達が協力してしまったら族長としての責任を果たしたことにならないんじゃないかしら?」


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ヤマーズ族長
「わかっている。だからお前らは現地につくまでの護衛をするだけでいい。」


怪しい。こいつぜったい手伝わせるつもりだったな。


ものすごい見かけ倒しだったヤマーズ族長とマラキャスハンマーを奪った巨人たちのすみかへ。


スニークしながら奥へ進むと私達の何倍もある巨人がにたいハンマーを見張っていた。




うわーでっかいなー。よし。頑張れヤマーズ族長!(。・ω・)ノ゙


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ヤマーズ族長
「巨人を倒したら、そのハンマーを届けてくれ。我々は集落へ戻り、私は自分が倒した皆に伝える」


(゚∇゚ ;)エッ!?


ヤマーズ族長
「疲れているんだ。もう何週間もまともに寝ていない。黙っていてくれたら報酬は手厚く支払う」



ば、買収しようとしてる!!マラキャスの言ってたことは間違いではなかったんだ!


ターミナ
「いや、自分でやるべきでしょう?なんのためにここへ来たの?」



ヤマーズ族長
「結構、ではここで待っていろ。簡単な仕事だ」



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・・・




ヤマーズ族長・・・


ターミナ
「彼にはこの試練は荷が重かったようね」


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マラキャス
「よくやった。ヤマーズと巨人たち、お前のおかげで両方葬ることができた。奴はオークの面汚しだった」


マラキャスはヤマーズ族長も始末する気だったんだね。最初からヤマーズが巨人に勝てるなんて思ってなかったんだ。



私たちはヤマーズ族長を殺した巨人たちを倒し、マラキャスのハンマーを集落へ持って帰った。




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アタブ
「ラーガシュブールはお前がしてくれた事をずっと忘れない。お前のおかげでやり直すことができたのだ。ところでヤマーズはどうした?」


えーっと族長はね・・・


ターミナ
「彼は勇敢に戦ったけど、巨人に圧倒されてしまったわ」


アタブ
「そうか・・・それを聞いて安心したよ」


お姉ちゃん・・・。まあホントのことを話してもこの人たちがショックを受けるだけだしね。安心してくれたならいいよね。じゃあ私たちはこれで!


最後にマラキャスの声が私たちの頭の中に響いた。


マラキャス
「ヤマーズは臆病者で弱虫だった。奴のごまかしのせいでお前たちは皆多大な被害を被ってきたのだ」




ばらされてるー!(´・ω・`)




つづく